以前の鍵業者の選び方!でもご説明した出張タイプの鍵屋さんの選び方について、いくつかの注意点と合わせてご紹介していきたいと思います。

出張地域が広いかどうか

出張するタイプの鍵屋さんで、個人事業主の方・地域密着型の鍵屋さんでは出張できる範囲が狭くなります。ですがだからといって技術力が低いわけではなく、料金も比較的安いと思います。

一方全国規模で出張できる鍵屋さんは、協力店(地域密着型・店舗型の鍵屋さんを含む)に依頼を回している場合もあります。その為、技術力に変わりはないでしょう。2次依頼をする事で料金は少し高くなります。
ですが全国一律同じ料金表のもとで依頼でき、鍵屋さんの品質も管理している会社が審査している場合があり、サービスや対応の質も高い事が多いです。

料金が安いかどうか

こちらはかなり依頼するにあたって重要視される方が多いと思います。ですがだいたいの鍵屋さんは広告の為に一番安い項目の料金を表示していますので、あまり安すぎる料金の場合は後から追加で請求が増えて、結局どっこいどっこいとなる事も。

追加で請求されない為にはまずは見積もり。見積もりを先に行わない鍵屋さんは怪しさ満載です。後から高額請求される恐れもあります。

見積りを先に行うかどうか

上記でいった様に、見積りは絶対に先に出してもらいましょう。鍵の状態は見てみないとわからない為、電話である程度見積りしてもその通りの金額で出来るわけではないので、確かな料金を実際に見てもらって出してもらう事が良いでしょう。

出張費がかかるかどうか

料金が他の鍵屋さんに比べてめちゃくちゃ安い!と喜ぶのもつかの間、実際に来てもらったら出張費を取られた。という事も。鍵屋さんの人件費も考えると出張費がかかる事が悪い事ではないので、あくまで自分でいくらまで払えるかを計算して、電話口でもいいので出張費がかかるかどうかを確認しておきましょう。

また深夜作業、高所作業、といった特別料金も必ず確認。

すぐに来てくれるかどうか

営業時間が店舗・業者によってマチマチです。まずは電話で確認して、すぐに来てくれる業者さんを探してみましょう。

鍵業者は日本国内・全国様々な場所で営業しています。お近くの鍵屋さんを探したい時は、電話帳・インターネット・電話案内サービスなどから見つける事が出来ます。
また、お店・業者によって出来る事・出来ない事がありますので、まずはやって欲しい事に合わせて鍵業者を探してみましょう。

合い鍵屋さん

もしも、家の合い鍵を作りたい、車の合い鍵を作りたい、と言った時にはショッピングセンターや駅・ホームセンターなどにある合い鍵屋さんに持ち込みます。
防犯性能が高い鍵や、車のイモビライザーといった特殊な鍵の場合は対応してくれないかもしれませんが、たいていの合い鍵を安価で作ってくれます。

出張タイプの鍵屋さん

続いて鍵を開けてほしいといった場合は、まずは出張できる鍵屋を探さなければなりません。
もしも夜に起きたトラブルであった場合、店舗型は営業時間に左右されますが、店舗を持たず鍵のスタッフが営業所や巡回先から出動する出張型の場合は遅くまで対応している事があります。

鍵を交換する際も同様出張できる鍵屋が必要です。鍵を交換するときは急ぎでないことが多いので、いくつかの業者に見積もりをとったり、施工日の融通、納期などから選べますので、ご自身に合った業者をお探しください。

鍵屋さんは鍵に問題があったり、トラブルが起きたり、合い鍵が必要にならない限り関わりの無い方たちではありますが、何かあった時は頼もしいものになりますので、水回りは水道屋、ガス周りはガス屋、といった風に鍵は鍵屋、とぜひ覚えておきたい存在です。

家の鍵を交換したくなった、まずは何をしたらいいの?日曜大工で手先には自信がある、自分でもできるものなの?

鍵を交換する方法は主に2通り、自分で行うか、業者に頼むかに分かれます。一番簡単な方法は業者にすべて任せてしまう事です。

鍵の業者に依頼する

メリット

業者と言うのは鍵専門の鍵屋さんのことで、玄関の鍵や錠前、家のどんな鍵にも対応できる柔軟性があるので、わざわざ自分で手を焼かずとも鍵交換する事が出来ます。

デメリット

ただし、作業にかかる費用・部品はご自身で負担しますので、少々お高くなります。

自分で交換する

メリット

続いて、自分で鍵を交換する場合は、作業員に支払う費用がかからず、また部品も安くネットで仕入れる事が出来ればな安価に鍵交換ができます。

デメリット

ただし、交換する際は既存の鍵に対応しているかよく調べる必要があり、また旧型の鍵や廃盤となっている鍵が売られていたり、鍵によって違う防犯性や使いやすさといった細かい面も見ていかなければなりません。取り付け方を誤ったり、細かい部品を一つ紛失する可能性もあるので取り扱いには十分注意しなければなりません。

建物にある鍵で言えば、玄関・窓・裏口・棚、書類ケース、金庫、ガレージ、部屋、トイレといった色々な場所にあります。また見てわかる通り、鍵も全然種類が違う事でしょう。鍵穴があり外側からも鍵をかけられるものと、内側からのみ鍵をかけられるもの、トイレなどには外側から万が一のために開けられるよう非常用の鍵穴(コインなどで開ける)があったりします。
ドアノブにも玉座・レバーハンドル・プッシュプル・引き戸などの種類があるため、知識が無い方は業者に頼むのが一番ですね。

友人に渡した合い鍵

元来心配症な私は家の鍵をなくしてしまった時の為に、家族に1本合い鍵を渡しています。また1人暮らしを始めたばかりの時は、付き合いが長い友人がよく遊びに来てくれていたため、その友人にも鍵を渡していました。今思えば、後先考えないままに行動してしまった事を悔やんでいますが。。

連絡をせずに来るように

初めは私に連絡してから遊びに来ていた友人、鍵は使わずにきっちりインターホンを押してドアが開けられるのを待っていましたが、何度も来るうちにインターホンを押す前に合い鍵で家に入ってくるようになりました。
当初はルームシェアをしているみたいで少しの間はそれを許していましたが、気心が知れているとはいえ他人の家なのに我が物顔で入ってくるのはいかがなものかと疑念を抱くようになりました。

ですが鍵を渡したのは自分であり、せっかく遊びに来てくれている友人にこのような疑念は失礼だと思い気に留めないよう言い聞かせていましたが。

けんかと話し合い

ある日、家に帰った時に遊びに来ると連絡をせず友人が部屋でくつろいでいたことがありました。そこで初めて合い鍵を渡したことを後悔をし、友人に悪気はないのでしょうが強く責めて喧嘩をしてしまったのです。

連絡はしてから来てほしい事、合い鍵を渡していてなんですが使わないでほしい事を伝え、鍵は返してもらいました。長い付き合いなのでお互い理解しあって解決しましたが、やはりどこか不安で私は家の鍵を交換する事になったのです。

合い鍵はお互いの為にもむやみに渡さない

鍵を渡した私も渡された友人も嫌な思いをしてしまった事を考えると、お互い良好な関係を築くうえでは適度な距離が必要であり、鍵はそのラインを引く重要なものだと思いました。

鍵が折れて取れなくなった時、鍵屋に助けてもらったことがあります。

倉庫の鍵が折れた

家に置いてある倉庫の鍵で、もう長いこと使ってた為錆びてしまっていて、家族の間でも開けにくいねと話していた矢先でした。

倉庫の鍵を奥までさして回した時に、はずみで鍵がバキっと折れてしまったのです。しかも鍵の先端は鍵穴の中に残ったままで、詰まっていて引き抜けるような状況ではありませんでした。

何とかしようと市販の潤滑スプレーを吹き込んでみたりしたのですが、なにせ鍵が奥に残っており、また当初から開けにくい状況でしたので自力で取り出せそうもなく途方に暮れました。

鍵が古かったこと、錆びていたこと、家族のだれかが鍵を折っていても仕方がない状況ではありましたが、自分が折ってしまったことには変わりがないので、自腹で業者を呼ぶことにしました。

鍵の業者を呼ぶ

鍵を抜く業者って何だろうと思いネットで調べたところ、鍵屋さんの存在を知りました。鍵が折れて抜けないトラブル、とホームページに書いていたのでまさにそのトラブルである事を電話で伝えたところ、すぐに手配してくれて業者の方が家へ来てくれました。

折れ方が悪かったものの、会話を交えつつ特殊な道具ですぐに鍵を抜いてくれたので助かりました。そのあとは壊れた鍵の交換も頼み、痛い出費となりましたが家族も鍵が開けやすくなり喜んでいたので、いずれは必要な事だったのだろうと感じています。